雨の季節らしい、しっとりとした色合いの
お花たちに見守られて
鈴木裕子先生による
今月の授業は、「数の概念 フォルメン」
数との出会い。
「1」とはどういう数?
「1つ」しかないものは何?
自然界の中に、自分のなかに、数を探してゆく。
ここに、あそこに、生きている数がたちあらわれて
世界は、数の神秘に満ちた場所になってゆく。
1つしかないもの。
太陽も、月も、地球も、わたしも、お母さんも・・・
「1、わたしはひとつ」
形。線。
まっすぐと、曲がっている、と
上から下、下から上、
前へ、後ろへ
どんな感じ?どう違う?
それぞれの感覚を、体験をじっくりあじわってゆく。
広がるイメージを言葉にしてみる。
身体で動いてみる。
・・・・・
ここから始まる、ここから始まるんだなあと思う。
自分との、世界との出会い。
まなびとは、自分と世界がどう出あい、
自分を世界をどう見つめるかの
まなざしを鍛える作業だ。
自分で発見し、体験したことは、世界との結びつきを明らかにする。
世界とはっきり結びついた感覚は
自分の存在を支えるだろう。
世界に向かって開かれたまなざしを育てるだろう。
世界と、他者とあたたかくつながる力を育むだろう。
ていねいに、ゆっくり ひとつづつ。
ひとりひとりが、そのひとらしく輝くように。
いのちのまなびのわ に
つどってくれたみなさんに感謝して・・
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